損したくない?「リスク」に向き合ってみよう【リスクの本当の意味】

お金・税金など

「リスク」という言葉を聞いてどんなことをイメージしますか?

なんか、「危険」「失敗しそう」「損しそう」みたいなニュアンスがありますよね?

これは僕に限らず日本人全体としての認識の中に、同じようなイメージを持ってしまうことは多いような気がしています。

でも、そもそも「リスク」って何でしょうか?

「リスク=危険」が一般的

一般的には リスク=危険 だと思われていますよね。

日常会話の中でもそのような使い方をすることがほとんどです。

しかしリスクの意味をよく調べてみると、どうもそれだけではないようです。

金融商品におけるリスクとは?

「病気のリスクに備える」「地震のリスクに備える」というのであれば、リスク=危険でいいかもしれませんが、為替や金融商品におけるリスクを考えるときにはどうでしょうか?

例えばあなたがハワイに旅行に行くことを考えるとき、円安のときよりも円高のときに行く方がメリットが大きいですよね。

また、輸出企業にとっては円安の方が利益が出しやすくなって良いでしょう。

あなたが株式投資をするときは購入した株の価格が上がることを望むかもしれませんが、反対に下がるかもしれません。

為替や金融商品の値動きが確実に読めるのであれば、そこにリスクがあるとはいいません。

相場の変動を予想することが難しく、確実なリターンを得ることができるかどうかわからないことを、「為替リスク」や「投資リスク」と言います。

つまり、「どう転ぶか分からない不確実性」のことをリスクというんですね。

「リスクの大きさ=リターンの大きさ」でもある

一般的にリスクが高いと、リターンも大きくなると言われています。いわゆる「ハイリスクハイリターン」ってやつですね!

債権市場では、償還までの期間が長いものほどリスクが高いと考えられており、金利も高くなる傾向にあります。

償還までの期間が長いと倒産リスクなどの不確実性が高まるためですね。

反対に、普通預金など損する可能性の低いものにはほとんど金利はつきません。リスクがほとんどないからです。

 

リスクを見つめる

物事のリスクを考えるとき、どこに気をつければいいでしょうか?

やみくもにリスクを怖がることは得策とはいえません。

なぜかというと、極端にリスクを怖がってしまうと必要な変化も避けてしまう可能性があるからです。

例えば、あなたが今のお勤め先から転職することを考えたとします。それは、今後のあなたのキャリアにおいて必要なことです。「転職する」こと自体は、その「不確実性」が高いですのでかなり大きなリスクがありますね。

でも、それを怖がりすぎると、現在の環境から動くことができなくなってしまいます。

人間の潜在意識は現状を維持することを役割としてもっていますので、仕方のないところもありますが、どんな状況でもリスクはあります。

「転職」や「独立」は危険かもしれませんが、もしかしたら大成功するかもしれません。

安定を選択した今のお勤め先が、突然倒産してしまうかもしれません。

場合によっては「変わらないこと」がリスクになることもあるんですよね。

リスクを考える際に気をつけること

1.どのような「リスク」があるのかをよく考える

2.「リスク」に見合うリターンがあるか検討する

3.どの程度までの「リスク」を許容できるか、把握する

現在の経験の延長線上あるものについてはある程度正確に「リスク」を想定することができます。

ただし、新しいことを始める場合はなかなかそうはいきませんよね!

「リスク」との向き合い方はひとそれぞれですが、むやみに不確実性が高いというだけで「危険」だと思いこんできていたとしたら、もう1歩深く考えてみるチャンスかもしれませんね!